回想録『清 竜人25』第一章 ~Will You Marry Me?~
(この記事は前回からの続きです)
自分が「清 竜人」という音楽家を知ったのは、2010年~2011年頃。
頻繁にCDを貸し借りしていた友人Yから教えてもらったのがきっかけ。
確か『WORLD』を貸してもらい、当時アニメを部内で見ている人も多かったので、堀江由衣に提供した『インモラリスト』も会話には出てきていた。
ある日、テレビで「EMI ROCKS 2012」が放送されていて、東京事変やストレイテナー等、元から好きだったアーティストに並んで、清 竜人も出演していた。
のであったが。
そう、竜人作品が好きな人で知らない人はいないであろう、ライブ事件。
4枚目のアルバム『MUSIC』発売前の、完全ゲリラ的に発表された、ミュージカル仕立てのライブである。
ロックフェスという自分のファン以外が大勢で、恐らく「痛いよ」辺りを目当てにステージを見つめる16000人の観客を前に、既出路線完全放棄・セトリは未発表3曲のみ・セリフばかりで楽器無しのステージを見せた。
自分が清 竜人のライブ映像を見たのはこれが初めてだったので、もう何が何だかわからなかった。確か母親と「この男ヤベェ」と言いながら見ていた。
特に過去作を聞き込んではいなかったので、これにより自分の中では【清 竜人=ヤバイ人】という方程式が出来上がってしまった。
ここで友人Yの話を挟むと、アニメ好きでもあった彼は当然のように『MUSIC』も購入し、完全口パクの再現ショー『清 竜人 MUSIC SHOW』も購入し、色々と内容が問題だったライブ限定となった作品『KIYOSHI RYUJIN』も、東京公演のチケットが取れなかったからと、行けもしない地方公演のチケットを抑え、CDのみ手に入れたのであった。
そのくらい清 竜人が好きな友人だ。
その後、『WORK』を発売し、友人Y「次は何やるんかな~、バンド形式でやる気がするわ」とか話していた頃。
遂にこのプロジェクトが立ち上がったのである。
アイドルでキター!!!!
再び初期3作の方向性に戻ってきたのかと思えば、再びご乱心である。
キービジュアルは既に6人になっているものの、やはり「25人も従えるの?!」とか思ってしまった。そしたら「モーニング娘。14」的な、清 竜人25歳で結成、でした。
ここからは、友人Yとの当時のLINEと共に振り返っていきたいと思います。
非常に生々しい&生意気&読みづらいなどあろうかと思いますが、予めご了承ください…
6月13日(金) 22:35
自分:アイドルユニット『清 竜人25』始動wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwクッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
友人:なんぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぐぐる
自分:応募してこいよwww
友人:ヒント:女
自分:竜人ならいける
友人:人集まんのか??
自分:知らねwww
とりあえず"アイドル"ユニットになるかは保証しかねる
友人:また口パクなのかな
自分:MUSICって口パクなの?
友人:そだよん
自分:マジか
それは知らなかった
友人:シンガーソングライターなんだよなあ
そしてオーディションが行われ、遂に公の場に登場した「清 竜人25」。
そして2014年11月12日に1st Single『Will♡You♡Marry♡Me?』のリリースが決定。
♡が多い。
そして10月17日。ライブ以外で、初めてその楽曲と世界観がドロップされた。
1. 画面の圧倒的ハーレム感
2. 画面から溢れる幸福感
3. そして何なんだこの楽曲の良さは…!!
このMVによって、私は清 竜人25に堕ちてしまったのでした。
自分にとって、アイドルはももクロと嵐しか知らないみたいな状況で、ももクロを知ったのも2012年からなので既に人気沸騰中。
と言っても、Will You~の頃は、このグループの事をアイドルとは見ていなかったと思います。清 竜人の新プロジェクトであり、あくまでも"清 竜人とゆかいな仲間たち"。
ただ見た事もない世界観と、ファンタジー感と、やはりどこか引っ掛かる"何か"に惹かれたのでしょう。
そして私は、CD発売前に「清 竜人25」のライブの世界へ足を踏み入れることになります。
続きはまた次回。短めですがご了承下さいまし。
【続き】回想録『清 竜人25』第二章 ~お前とラブ♡ボクシング~