N-BLOG [FantaSEAmo #2]

音楽とか、ディズニーとか、何でもないのとか。楽しいことが大好きです。

回想録『清 竜人25』第四章 ~ご懐妊、新妻、6人のWIFE~

色々あって久々の更新となりました。前回はこんな事書いてました。


翌2015年2月に2nd Single『A・B・Cじゃグッと来ない!!』のリリースが決定した清 竜人25、積極的に外へ出ていきます。

アイドルユニットとしてはデビュー直後という扱いになるものの、そこは清 竜人のプロジェクトならでは。様々な色のイベントに呼ばれるようになります。

 

発売はシングル1枚のみという状態で、COUNTDOWN JAPAN 14/15にも出演。

この年のCDJは以前から名前が出ている友人Yと行っており、友人はこのステージを見に行きました。自分は真裏のGALAXYで東京カランコロンを見ておりました。

 

 

そして年明け2015年1月30日。異色の対バンイベント『abura derabu』出演です。

 

当時、自分の中にバンアパ旋風が巻き起こっており、CDJで見て、このイベントで見て、FEVERワンマンにも行ってました。

この日のイベントはバンアパ→竜人→イノウの順番。ちょっと意外。でも最後に観たイノウがフロアがトランス状態になっていくのを肌で感じて、踊って、中々衝撃的でした。残念ながら昨年活動休止を発表し、生で見たのはこの時のみとなりました。

 

本題に戻って、この時の25の感想をツイートから。

 

 

 

 

25の1曲目はほぼ『ラブ・ボクシング』から。この日もお決まりで。

ABCは発売前だったにもかかわらず、MVがYouTubeで公開済みだったからか、ファンの盛り上がりは十分。

しかしイントロ部分で夫人が騎馬を組んで上に清竜人が乗るという振り付け?があり、それを真似てリフト(2人組騎馬みたいなもの)が大量発生。

ほぼヲタはステージ前に陣取っていて、そこに壁が出来るもんだから、ステージが見えなくなるわけです。傍から見ていて面白いってのもありますけど、やっぱ邪魔だなーと思ってしまう自分がいたり。ももクロしか他にアイドルライブに行かないので、地下の抗体が出来てないだけかもしれません(笑)

 

そしてライブ終演後の友人とのLINEのやり取りがこちら。

 

自分:竜人相変わらずラブボクシングでクネクネしまくるし、Call Me Babyで大暴走するし面白かった。前のイノウファン女子二人が竜人みて爆笑してた

友人:ひどい かっこいいやろ!

自分:惚れるか笑うかなら後者やろ

   初見一曲目でラブボクシングのクネクネ見せられる身にもなってみよ

友人:あとラップクネクネか

自分:てかほんとラップやりまくりだよな

友人:なんでだろうね

   今までやってなかったのに

自分:あとWillYouの竜人ラップを一部きゃのんがマイク向けられて、しかも歌えてた

友人:やるな

   暗転移動きれいだった?

自分:MCからのABCがグッダグダだった

友人:毎回じゃねえか笑

自分:「では、私達の1枚目のシングル、ABCじゃグッと来ない…あっ、2枚目のシングル!はい!……です!」

友人:なつき?

自分:いや、さきの

 恐らくCall Me Babyは振付の中での、夫人達へのセクハラでしょう。デビュー直後はやはりぎこちなさがあったものの、徐々に竜人のセクハラへの対処法を夫人達も身に付けていきます(少なくともアイドルに求められるスキルではない)。

Will You~では曲最後に誰が竜人にお姫様抱っこされるかが注目されがちですが、この時はラップ振りとかあったんですね。他のイベントでは見たことないかも。

そしてMCのgdgdさです。これは今もそんなに変わらないかもしれませんが…苦笑

 

後々、ワンマンツアーやイベントでO-EASTは多用される箱になりました。

先日行われた清竜人の新プロジェクト『TOWN』でも初ライブの会場に選ばれていましたね。

やや横長で奥行きが無い割には段差があって見やすい。音も良い部類に入る。渋谷でアクセスも良い。今度のツアーも行きたかったなぁ。

 

 

2nd Singleを無事発売し、続けざまに5月には3rd Single『Mr.PLAY BOY...♡』も発売決定。

しかしここで、清 竜人25に衝撃的ニュースが。

第5夫人、清 菜月の脱退。公式的には「ご懐妊で活動休止」。ごかいにん、ご解任。

本人のTwitterが一度休止された後、少し期間を置いて短い時間、本人が鍵状態で色々な暴露ツイートをしていたようです。以前に別のアイドルグループをやっていた彼女、夫人の中では唯一のアイドル経験者という事もあり、色々と「アイドル」と「プロジェクト」のギャップで不満が募っていたようです。まぁ仕方ない。

活動休止後の他のメンバーの反応も、意外と味気ない感じだったので、グループ的にはそこまで打撃があった感じではなかったのかもしれません。

 

まぁそんな活動休止発表直後の発売、購入したわけですが…

この引き運、良いのか悪いのか…。

 

そしてネット番組にて、新たなメンバー、第7夫人の清 優華が発表されました。

今までの25にはいなかった雰囲気のメンバーの登場でビックリ。普通は菜月の代わりという事で、似た路線の子を探すのかなと思いきや。

しかし今になってみれば、まさにベストチョイスだった!!

個人的には、1~6の最初の形よりも、菜月の代わりに優華が入ってからの方が、「清 竜人25が目指していたハーレム感」があるように感じます。竜人のモチベーションも優華によって再び上がり、結果として3年続くプロジェクトにまでなったと思っています(笑)

 

そしてこの頃から、1st Albumという言葉がちらつくようになります。

ーー「天上天下唯我独尊」のアレンジはTom-H@ckさん。「絶望」という歌詞も出てくるし、清 竜人25の他の曲と世界観が大きく異なります。ライヴで初披露されたときから大好きなんですが、この楽曲が生まれた経緯は?

竜人 : 古い曲なんです。ストックがなくなってきたんで、数合わせで強引に清 竜人25用にしました

ーーファースト・アルバムの全貌は見えてきましたか?

竜人 : だいたいは。ライヴ曲もあるし、10曲以上は今月から来月にかけて書こうかなと思います。

 とは言いつつも、相変わらずの作曲ペース。

必要に迫られたらガンガン書き上げるスタイルは25でも健在。結局アルバム用新曲は4曲が収録されました。あとの曲はどれに当たるんだろうか…?

 

 

因みに『Mr. PLAY BOY...♡』発売記念及び清 竜人のバースデー企画で行われたハーレムフェスタ Vol.4。

映像で菜月が竜人とツーショットで登場、『第5夫人 清 菜月 ご解任!!』『清家に新たな生命が宿り新たなストーリーが始まる・・・・』、その後何の説明も無く、Mr. PLAY BOY...♡を披露。真相を聞くのは野暮だってことか。でも何かしらあると思ってライブに行った菜月ファンはいただろうなぁ。

この日のセトリは、持ち曲をひたすらやりました、そう、『鬼の目にもナミダ』以外…

 

 

今回はこの辺で。次回、『人生初、アイドルと囲みチェキを撮る!!!』 

 

 

~おまけ~

本人が気に入らないという理由でひたすらセトリから外されていた『鬼の目にもナミダ』、無事ラストコンサートでは全曲披露するとのことで陽の目を見ないまま解散ということにはならずに済みそうです。

そして4月15日には2nd Albumにして、25最後の作品『WIFE』がリリース決定!

 

~おまけの追記~

そして清 竜人25、最後のMUSIC VIDEOにして、『WIFE』のリード曲『愛してる♡キスしたい♡Hしたい♡』のMVがYouTubeにて解禁されましたー!!!ひゅー!!!

いや、サムネが凄いことになっている…

タイトル直球どスケベ!!!でも楽曲は裏切らないハッピー感満載、最後はフィナーレらしく仕上がってます。

愛はどこまでも一途…アイラブユーは届かない…3年間のラブラブはまだ終わらないって事ですかね。。。解散さみしー!

回想録『清 竜人25』第三章 ~人生初の握手会+インストア回し~

(この記事は前回からの続きです)

 

 

遂に発売された1st Single『Will You Marry Me?』をタワーレコード渋谷店にて購入し、2014年11月16日、タワーレコード渋谷店にて、インストアライブ+握手会が行われました。

 

予約購入していたため、特典参加券も無事ゲット。会場は1Fフロアで、当時はまだ整理券の優先エリアなどは存在していませんでした。

そして現場に到着。すると…

 

 

ステージ正面のフロアは勿論、左右の通路までぎっしり。

結局自分はステージは横から見え、メンバーがバックヤードからの入退場で通る通路横に陣取りました。

そして時間になり、待望のメンバー登場。沸き立つタワーレコード。内容はというと…

 

セットリスト

1. ラブ♡ボクシング

2. Will♡You♡Marry♡Me?

短い!!音源化されている2曲のみ!! 

ライブ後、特典会の握手会が開催されたのですが、これの待ちがまぁ長かった。だから短かったのかな…アイドルのインストアの相場を知らないので、曖昧ですみません。

 

そうです。特典は握手会です。

これまでの人生21年間、有名人と握手したのは、元・宇宙飛行士の毛利衛さんとスーパースター・ミッキーマウスさんくらいです。

アイドルの握手会、完全なる未知の領域に挑む心境。中々来ない順番。思ったより早く歩かされている現場。とは言いつつも、夫人達6人+大ボス清 竜人が待ち構えています。

 

何を話そうか…

こういう時の握手ってどんな感じのやつ…

整理券が回収された…うわぁぁあああ順番来るぅぅうううう

 

 

凄まじく時間の流れが早かったです。本当に握手するだけ。

ももまるにはブロマイド当てたことを話した記憶がある。竜人くんには観ていて楽しくて、これからのストーリーが楽しみですみたいなのを話した記憶があったりなかったり。

でも当時は最後の竜人にやられたとあるので、何かしらのキラースマイルか包容力を感じたのでしょう。6人の妻を持つ清 竜人、恐るべし。

 

 

こうして人生初の握手会が緊張とは裏腹にスピーディーに終わり、後から来ていた友人Yと合流。

 

自分「凄い人だったねー」

友人「竜人いつの間にこんな人気あったんだよ」

自分「どうするこの後」

友人「ん~」

自分「21時からタワレコ新宿で2回目のインストアあるぞ」

友人「マジで、行く?!!」

自分「行っちゃいます?!!」

 

 

結果。

 

 

タワーレコード新宿店到着。

渋谷ではあまりの人の多さにステージが見辛かったため、まさかの80分前に陣取り開始。なおこの人の多さ…

 

新宿店では特典会に参加しないため、たった2曲のためにひたすら待つ。

そして開始までの間、音響リハが度々行われていたのですが、この時に流れる2曲の音源が、【CD音源-竜人の声】という仕様。つまりは、竜人のみ生歌で、夫人達は口パクor被せでやるということ。

 

以前学園祭で見た時は、ハッキリと生歌であるとわかる"アレ"だったので、ちょいと意外でした。インストアで宣伝も兼ねてるから整えたのか、単純にマイクの調整が面倒だからか。

 

そして80分待ち、夜の21時の新宿に清 竜人25登場。狂喜乱舞。

渋谷よりも近く、またステージも高めだったので、先程よりもメンバーをしっかり見ることが出来た。

 

前回のライブや、この時のインストアでも、竜人は曲中は目立ったりしつつも、MCは一切喋らず。パフォーマンスでも、一夫多妻制のため、完全に竜人だけ目立つようなことは少なかった記憶です。

とは言いつつも、竜人だけ歌は上手いし、基本ステージ素人の夫人達なので、そこの差はありましたが…

 

 

そして後日、こんなつぶやきもしていました。

 

当時から、ラブ♡ボクシングでの、可恩の「行くぞ○○(会場名)ー!」煽りは決まっていたんですね。流石バンド経験あり。

そして何よりですね、この呟き、ももまるから「お気に入り(現:いいね)」貰ってるんです!!やっぱ当の本人に見てもらえたと思うと、嬉しいものです。

(改めて見て、またちょっぴり寂しい気分にもなりました。ももまる何してんのかなぁ)

 

 

そんなこんなで、人生初のアイドル握手会&インストアライブ回しはこれにて終了。

多分こんな経験も最初で最後だろうなぁ。楽しかった。

 

 

【オマケ】

本日17時、清 竜人の新プロジェクト「TOWN」より、2曲目の新曲が発表されました。

『ケツの穴ちっちゃいね!』

ケツいったか…。なお歌詞も所々ケツしてます。しかし妙に耳に残ります。

先週に引き続き、無料でDL出来ます。思ったより竜人の声が出ていて一安心。

回想録『清 竜人25』第二章 ~お前とラブ♡ボクシング~

(この記事は前回の続きです)

 

『Will♡You♡Marry♡Me?』のMVにやられた私。

 

CD発売前の11月1日、中野坂上にある東京工芸大学の学園祭イベント「たのCおんがく」に出演するという事で、足を運ぶことを決めました。

確か事前予約か抽選で、チケットは無料のイベントでした。

出演は杏窪彌、シャムキャッツ、清 竜人25という濃いメンツ。ブッキングした人凄い。

 

杏窪彌がジャイアントパンダに乗ってみたいと連呼するくらいに会場に到着し、シャムキャッツを見て、次はいよいよお目当てのハーレム登場です。

 

 

そう、当時はまだ第5夫人の清 菜月が在籍していて、唯一、以前別のアイドルをやっておられた方でした。当然、久々の彼女のアイドル姿を見ようと、菜月Tシャツ(確か黄色だった)を身にまとい、開演前からヲタ芸をかますという強ヲタさんがいらっしゃいました。

 

他には、当然清 竜人をソロ時代から好きだった人。プラス、イベントがこんな面子なので、自分みたいな何かこじらせちゃってそうな人が集まっていました。

会場は小さめで、感覚的には渋谷O-Crestかやや大きい位でしょうか。人もかなりの前方で無ければ、開演直前まで自由に動ける感じでした。

 

そして、いよいよ清 竜人25と初対面です。

 

セットリスト

1. ラブ♡ボクシング

2. A・B・Cじゃグッと来ない!!

3. Call♡Me♡Baby

4. どうしようもないよ…

5. Will♡You♡Marry♡Me?

6. 逢いたいYO〜♪(ライブ初披露)

 

ただでさえ刺激的なコンセプトなのに、CD未発売のため、Will You~以外の楽曲もすべて刺激的、最後の1曲は「新曲やります!」と言われるも、それも新曲の感覚なのでおぉうとなるしかなかった。

でも今までに見た事ないものを見てしまった満足感で、当時のツイートがこちら。

 

 

記憶にある限り、このライブを振り返ると、

 

・会場左側を竜人と夫人達が入退場してくる

・衣装はWill Youのライブ衣装

・当時は完全生歌でした。この後一旦被せ時期がありましたね

・メンバーへのコールなんてほぼ無かった(なちあ隊のみ)

・誰かが曲中に一旦舞台袖にはけた(衣装かマイク?)

・自分が一番印象残ったのは「Call♡Me♡Baby」

 

 

とりあえず、竜人以外に推しを決めようと思っていて、ライブを観て、直感的にビビっと来たメンバーをHPで探したら、第2夫人の「清 桃花」でした。

因みにももクロの推しは緑の有安杏果さんです。奇遇にも"ももか"繋がり。

 

 

情報量が多過ぎて、十分に鑑賞できたとは言えませんでしたが、それでも楽しかったため、CDを購入することを決意しました。

 

 

 

そして念願のCD入荷日…!!!

インストアや特典もあったため、タワレコ渋谷店にて購入しました。

そして先程、推しは第2夫人の清 桃花に決めたと書きましたが…

「ももまるちゃん」て!!!当時の自分よそよそしい!!!

 

今回の記事でも、読み応えの無い、かねてからの竜人ファンの友人とのLINE会話を引っ張り出してみます。

 

11月12日(水) 22:24

友人:CD買ってねえ…やばい

自分:かーえ、かーえ

   夫人達のへたくそなライブ映像DVDも付いてくるぞ

友人:やっぱ下手なのか

   昨日買おうとしたら自由が丘のCD屋潰れてた

自分:めっちゃ下手くそ でもメイキングは必見

   タワレコ当日でも握手券やってる気がする

友人:なるほど 当日でいいかな笑

自分:ラブボクシングは音源でも下手やけどな

友人:ラブボクシングのモー娘。感やばくね?

自分:編曲ダンスマンだしな

友人:まぁそうだけどなんかまりーみーよりやばい

自分:てかラブボクシングってなんやねん

友人:わからん

 

本当に下手下手言ってスミマセン…!!!!!

でも、現状を思うと、良くあの頃からこのレベルまで上達したな…と思う訳です。インタビューでも、初期作品では竜人も歌の正確さは求めていなかったようですし。

 

そしてCD&DVDを堪能し、いよいよ11月16日、清 竜人25初の(そして完全フリーでは最初で最後の)インストアライブ、そして最初で最後の店頭握手会が行われるのです…!!

そう、それは自身にとっても【人生初の握手会】なのでした。

 

 

この模様は次回記事になります。。

ペースが遅いですが、恐らくハネムーンツアー終了までに2記事くらい、中野までで1記事みたいな感じになると思います。

最初に伝えておくと、倦怠期ツアーも、アバンチュールツアーも、秋ツアーも行けていません。やっぱZepp行っておけばよかったのかなぁ…。

 

アイドルはナマモノとはよく言われますが、ももクロしか追ってないとどうもこの辺の感覚は未だに鈍いようです。

このシリーズは、6月17日のラスト♡コンサート(仕事が不安ですがチケットは抑えました)までは続けようかなと思います。

 

 

それでは。最後に『ラブ♡ボクシング』のLIVE映像を載せておきます。

『Will♡You♡Marry♡Me?』発売記念に行われた、清 竜人ハーレム♡フェスタ2014 Vol.2の模様です。

 

 

【追記】

本日、12月5日(月)17時、清 竜人の次なるプロジェクト『TOWN』が発表になりました。

観客と完全一体型のバンドパフォーマンスとは…

そして新ビジュアルは、雪山で竜人が全裸でモヒカンで背中に刺青という極めて刺激的なもの。何がはじまるんでしょうか…

楽曲もライブも完全無料。1曲目はパンクロック。

 

友人Yも『予測して…………………いや、越えられた』と語る"TOWN"。

25の解散前から動き出すという事で、続報が気になります。

回想録『清 竜人25』第一章 ~Will You Marry Me?~

(この記事は前回からの続きです)


 

 

自分が「清 竜人」という音楽家を知ったのは、2010年~2011年頃。

頻繁にCDを貸し借りしていた友人Yから教えてもらったのがきっかけ。

確か『WORLD』を貸してもらい、当時アニメを部内で見ている人も多かったので、堀江由衣に提供した『インモラリスト』も会話には出てきていた。

 

 

ある日、テレビで「EMI ROCKS 2012」が放送されていて、東京事変ストレイテナー等、元から好きだったアーティストに並んで、清 竜人も出演していた。

 

のであったが。

 

そう、竜人作品が好きな人で知らない人はいないであろう、ライブ事件。

4枚目のアルバム『MUSIC』発売前の、完全ゲリラ的に発表された、ミュージカル仕立てのライブである。

 

ロックフェスという自分のファン以外が大勢で、恐らく「痛いよ」辺りを目当てにステージを見つめる16000人の観客を前に、既出路線完全放棄・セトリは未発表3曲のみ・セリフばかりで楽器無しのステージを見せた。

 

自分が清 竜人のライブ映像を見たのはこれが初めてだったので、もう何が何だかわからなかった。確か母親と「この男ヤベェ」と言いながら見ていた。

特に過去作を聞き込んではいなかったので、これにより自分の中では【清 竜人=ヤバイ人】という方程式が出来上がってしまった。

 

 

ここで友人Yの話を挟むと、アニメ好きでもあった彼は当然のように『MUSIC』も購入し、完全口パクの再現ショー『清 竜人 MUSIC SHOW』も購入し、色々と内容が問題だったライブ限定となった作品『KIYOSHI RYUJIN』も、東京公演のチケットが取れなかったからと、行けもしない地方公演のチケットを抑え、CDのみ手に入れたのであった。

そのくらい清 竜人が好きな友人だ。

 

 

その後、『WORK』を発売し、友人Y「次は何やるんかな~、バンド形式でやる気がするわ」とか話していた頃。

遂にこのプロジェクトが立ち上がったのである。

 

 

清 竜人 | Audition

 

アイドルでキター!!!!

 

 

再び初期3作の方向性に戻ってきたのかと思えば、再びご乱心である。

キービジュアルは既に6人になっているものの、やはり「25人も従えるの?!」とか思ってしまった。そしたら「モーニング娘。14」的な、清 竜人25歳で結成、でした。

 

 

ここからは、友人Yとの当時のLINEと共に振り返っていきたいと思います。

非常に生々しい&生意気&読みづらいなどあろうかと思いますが、予めご了承ください…

 

6月13日(金) 22:35

自分:アイドルユニット『清 竜人25』始動wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwクッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

友人:なんぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぐぐる

自分:応募してこいよwww

友人:ヒント:女

自分:竜人ならいける

友人:人集まんのか??

自分:知らねwww

   とりあえず"アイドル"ユニットになるかは保証しかねる

友人:また口パクなのかな

自分:MUSICって口パクなの?

友人:そだよん

自分:マジか

   それは知らなかった

友人:シンガーソングライターなんだよなあ

 

 

 

そしてオーディションが行われ、遂に公の場に登場した「清 竜人25」。


 

そして2014年11月12日に1st Single『Will♡You♡Marry♡Me?』のリリースが決定

♡が多い。

そして10月17日。ライブ以外で、初めてその楽曲と世界観がドロップされた。

 


1. 画面の圧倒的ハーレム感

2. 画面から溢れる幸福感

3. そして何なんだこの楽曲の良さは…!!

 

 

このMVによって、私は清 竜人25に堕ちてしまったのでした。

自分にとって、アイドルはももクロと嵐しか知らないみたいな状況で、ももクロを知ったのも2012年からなので既に人気沸騰中。

 

と言っても、Will You~の頃は、このグループの事をアイドルとは見ていなかったと思います。清 竜人の新プロジェクトであり、あくまでも"清 竜人とゆかいな仲間たち"。

ただ見た事もない世界観と、ファンタジー感と、やはりどこか引っ掛かる"何か"に惹かれたのでしょう。

 

 

そして私は、CD発売前に「清 竜人25」のライブの世界へ足を踏み入れることになります。

続きはまた次回。短めですがご了承下さいまし。

 

 

 

【続き】回想録『清 竜人25』第二章 ~お前とラブ♡ボクシング~

回想録『清 竜人25』序章 ~アイドルユニットはアイドルグループへ~

ーーー清 竜人25♡ 解散します♡ ごめんね♡

 


 

『ねぇ♡ 物語は 想像以上に 進んでいたんだね♡』

 

そんな歌詞の通り、清 竜人25は、1st Album『PROPOSE』がリリースされ、ツアーを終えた頃から、物語が進み過ぎてしまっていたのかもしれない。

 

 

 

清 竜人の新プロジェクトとして、アイドルユニット「清 竜人25」は誕生した。

 

あくまでも"プロジェクト"だった。清 竜人が表現の形として、ソロでもバンドでもなく、アイドルユニットを選択したのであって、始めた頃は"新たなアイドルグループ"を結成したわけではなかったのだろう。

 

 

実際に結成されたての頃は、清 竜人が主役であり、見ている側としても旦那役としての清 竜人が演じ、歌う姿を楽しむ人がほとんどではなかっただろうか。

 

3枚のシングルが発売され、遂に完成した名盤『PROPOSE』。そして全国ツアー。

後で話そうと思うが、昔からの竜人ファンである友人も、「これで一旦区切りで、ソロに戻るかね」みたいな話をしていた。

実際に本人のインタビューでも、「清 竜人25は1年で終わる予定だった」と語られている。

だがこの時点で、【アイドルユニット・清 竜人25】は、いつの間にか【アイドルグループ・清 竜人25】になっていたのだろう。

 

 

そのまま4枚目、新体制になってからは初のシングル『LOVE&WIFE&PEACE♡』がリリースされ、中野サンプラザでのワンマンコンサートは満員御礼、幸せに満ちた空間となった。

 

更に『アバンチュールしようよ♡』『My Girls♡』がリリース。

残念ながら(推しでもあった)第2夫人の清 桃花の脱退がありつつも、清 竜人は「寂しい、新たにメンバーを入れようという気持ちにはならない」と発言。

自身最大キャパのZepp Tokyo公演を前に、翌年の全国ワンマンツアーが発表され、いよいよ2nd Albumの発売が来るのではと待ち構えていた矢先の発表だった。

 

 

「清 竜人25」はアイドルグループではなく、清 竜人の新プロジェクトによる、アイドルユニットだった。

常に頭の隅に(ずっと続くグループではない)という意識はありつつも、『PROPOSE』以降、清 竜人らしさが強まった楽曲と、更なる幸福感、そして何より夫人達の成長によって、それはプロジェクトから、愛されるアイドルグループになっていた。なってしまった。

 

気付けば、夫人メンバーも1人1人パフォーマンスが確立し、"らしさ"が出てきていた。

メンバーの成長に加え、個人的には第7夫人・清 優華の加入は、今の25を確立したキーポイントであると思っている。

 

自分自身、CDやBlu-rayを買ったり、ライブに行きたいと思うアイドルは今までにももクロと嵐しかなく(嵐は未だ行けていないが…)、ももクロも普通のアイドルというよりは、もうスーパースターで、一大エンタメアスリート集団だと思っている。

そういう点でも、清 竜人25は、普通ではないけれど、自分にとっては初めてハマった「等身大のアイドルユニット」だった。

 

 

 

出逢いも別れもないような、3年間。

ライブに沢山通い詰めたわけでも、グッズを買っていたわけでも、配信番組を毎回欠かさず見ていたわけでもありませんが、大好きなグループです。

 

沢山幸せな気持ちにしてもらえたり、初めてアイドルらしい想い出も作らせてもらった清 竜人25について、主観8割で書き留めていこうと思います。笑

だらだら2017年6月の解散まで、清家を楽しむぞー!

 

 

 

―――清 竜人25が解散する。離婚ではない。解散である。

 

 

【続き】回想録『清 竜人25』第一章 ~Will You Marry Me?~

 

ももいろクローバーZ 『Prelude of AMARANTHUS / 白金の夜明け』 #1 ~WE ARE BORN+OPトーク

2016年2月5日金曜日、19時30分、新宿バルト9

ももいろクローバーZが2月17日にリリースする3rd Album『AMARANTHUS』&4th Album『白金の夜明け』の発売に先駆けて、ファンクラブ会員400名が東京と大阪の映画館に招待され、アルバムのドキュメンタリー映像を鑑賞しました。

 

この映像はそれぞれのアルバムの初回限定盤Blu-rayに収録され、3rd『AMARANTHUS』は64分、4th『白金の夜明け』は61分収録。

今回の上映会では、両作品のダイジェスト+『WE ARE BORN』『マホロバケーション』のMV Fullが上映され、約90分。MV分を抜くと、全体の2/3が上映された模様。

なお最後の方には5大ドームを訪れる映像もあり(BGMは4thより『桃色空』)、製品版では未見の映像もまだ多くありそうです。

 

 

早速、数回に分けて振り返っていきます。

 

東京公演は、オープニングトークに、『WE ARE BORN』のMV監督を務められた長添雅嗣さんと、スターダストのA&R佐藤守道さんが登壇。(初稿時に誤りがありました。申し訳ございません)

 

・このトークを知らされたのは

→長添さん「4日前とかかな…」守道さん「昨日ですね…」

 

・MVを撮影していて

→長添さん「ももクロの作品には毎回、世界観がしっかりとあるので、撮っていて楽しい」

 

・アルバム『AMARANTHUS』について

→守道さん「死生観をテーマにしたアルバム。『GOUNN』から繋がっている。アートワークは、メキシコのお祭りである、死者の日をモチーフにしている」

 

・『WE ARE BORN』MUSIC VIDEOについて

→長添さん「キングレコード宮本さんから、『WE ARE BORN』のMVでありながら、アルバム1枚を表現するような作品という発注を受けた。最初の構想で、生まれる瞬間を歌った『WE ARE BORN』と、死を歌う曲『バイバイでさようなら』の2曲を合わせたMVを制作しようとしたが、色々難しく断念した。」

→守道さん「ところどころ、女性の身体をかたどったようなモチーフが出てきます」

 

 

<MV各描写について>

最初は生まれるまで

1サビ前の「抱きしめてMother」の部分で、お母さんの足の間のカット

1サビはお母さんの腕の中で抱かれる状態~再び体の頭から体内へ

2番の杏果パートは肋骨部分、人生の階段を肋骨で表現

高城の「泣きっ面に蜂」で突然死んでしまう設定

天使の輪っかが付いている場面は、胃袋の中。スタッフ間では「腹ペコの森」と呼んでいた(確か)。メンバーは自分が死んだことを把握しきれていない

その後は、メンバーは自らの死を理解。体内では、お腹の中(腸の部分)を歩んで行く

 

YouTube公開のShort Versionはここまで。この先は解説無し、自分の記憶頼り)

守道さん「この先は、かなりカタルシスな映像になってますね。かなり衝撃的じゃないかと」

 

メンバーは命が生まれる瞬間の部分を歩いています。

各メンバーそれぞれ光る玉(=卵子)を抱え、歩く空間は星空かと思いきや、尾が付いている流れていく光(=精子)。

ラストの大サビ直前に、メンバーそれぞれが抱える玉に1つずつ光が入っていき、舞台は再び曲頭の場面(赤いリボンが揺れている場面)へ。

ここでサビの時に映る、アルバム初期のロゴの骸骨顔が起き上がる(やや輝いていた?)。しかしずっと起き上がっているのではなく、あるところで消滅(タイミングやきっかけまでは覚えていません…)。

最後は、メンバーがポーズを取っているところを、ゆっくりズームアウトして終了。

 

上記のMV話まで話されたところで、オープニング・トーク終了。

ドキュメンタリー映像の上映に入ります。

因みに長添さんは後ろの方?、守道さんは前方右手の方で見ているようでした。

 

 

・『WE ARE BORN』Music Video撮影現場

 

髑髏メイクは、フェイスシールのようなもの。口の部分は書いていました。

ダンスパートや行進の部分は、全面グリーンバックのセット。

人が乗ったクレーンカメラではなく、遠隔操作の動きが自在なクレーンカメラでした。このカメラのおかげか、4th Albumより『マホロバケーション』のMVではかなりアグレッシブな映像が撮れていたように感じます。

天使の輪っかは、実際にメンバーの頭に装着。星空光る、胃(腹ペコの森)の場面は、実際にMVで映っているセットが作成されており、暗い中を数台のカメラを複数のスタッフが手持で撮影していました。狭い範囲をぶつからずに取り分けるプロの技術に感心…

 

 

今回はOPトークと『WE ARE BORN』のMUSIC VIDEOの話をして、この辺で。

次回は『AMARANTHUS』を中心に更新予定です。更新されなかったら、すみません笑

良かったらTwitterのフォローもお待ちしてます!それでは。

 

 

My BEST LIVE ACTs 2015 (後編)

My BEST LIVE ACTs 2015(MBLA2015)

の、今回は第3位から第1位、そして番外編の更新になります!

因みに、MBLAは今年も自分が行ったライブの中で、良かったライブを勝手に決める、というランキングです。

 

まだ10位から4位をご覧になっていない方は、以下の記事もご覧頂ければと思います。

それでは、第3位からランキングの続きです!どうぞ! 

 

 

第3位:Shiggy Jr. 『"ワンマン"スか、これ。Vol.1』at SHIBUYA CLUB QUATTORO

 

今年6月にメジャーデビューを果たした、Shiggy Jr.初のワンマンライブ。

2013年に全国流通盤を出してから、ネットから各イベントやフェスへと一気にファンを拡大していったShiggy Jr.の、意外にも初めてのワンマンでした。

 

満員のクアトロは、今から始まるライブの期待と緊張で、既に熱を帯びていました。

暗転して、SEがかかり、1曲目『LISTEN TO THE MUSIC』が始まってからは、ポップでポップなロックバンドによる最高の音楽がクアトロを満たしていく。ポップで明るいパーティー空間を作れば、アコースティックで身も心も委ねるように聴き入り、時には楽器をかき鳴らして鋭いバンドの面を見せる。

 

J-POPのグループが、ロックやポップスやバラードを幅広く演出するのは珍しくないですが、「バンド」の編成でここまで幅のあるステージを魅せることが出来るのは、あまり類を見ません。

バンドの強さを持ちつつ、誰もが楽しめるポップスで、メジャーシーンに挑んでいける楽曲を持つのがShiggy Jr.の強みだと思っています。

ライブが終わってみれば、誰もが笑顔になっていて、ライブハウスならではの熱を帯びている。Shiggy Jr.の更なる飛躍を期待せざるを得ない、最高にポップでロックな楽しいライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

第2位:cero『"Obscure Ride" Release Tour』at Zepp Tokyo

 

ceroが3rd Album『Obscure Ride』を引っ提げて行ったツアーの、最終公演。

完売のZepp Tokyoは、「カクバリ女子」から、恐らく50代位のおじさままで、幅広い。

ブラックミュージックの要素を取り入れ、ソウルでグルーヴの効いた3rdの楽曲では、会場は快楽の渦に溺れるように体を揺らし、2ndの楽曲ではそのパワーと音の華やかさに踊り、1stの楽曲は3rdとも寄り添うように、時には聴かせ、時にはサイケな雰囲気を放つ。

物事を伝える力が無いのが悔やまれますが、3rdのライブでの映え方が、芯を持ちつつ体に染み入り揺らしていく感覚で、これまでのどのライブにも無いものでした。

ライブでの「気持ちいい」感覚も、ここまで来たら完全に麻薬になってしまいます…

 

ceroのライブ自体は長く行っている訳ではないですが、『マイ・ロスト・シティー』『Contemporary Tokyo Cruise』『さん!』に加え、『Yellow Magus』『Orphans』『summer soul』などがライブにおいて軸となる楽曲となり、更に3rdの楽曲群で音と体が1つになる感覚を与え、1stの楽曲を今のceroなりにアレンジを加えることで、奥行きがさらに増しています。

 

 

 

うーん、上手く言えない。悔しい。

今のceroのライブに行けば、最高の体験を出来るという事です。

凄いです、気付いたら自分の身体と演奏が混ざってるなんてそうない。(最後まで意味不明な文章)

年明けにLIVE映像とドキュメンタリーの2枚組DVDが破格の4000円で発売されます。買いましょう。家でObscureな体験しましょう。でも本物はライブじゃないと味わえないよ。

 

 

 

第1位:サンボマスターCOUNTDOWN JAPAN 14/15』at 幕張メッセ EARTH STAGE

+『3×ボ=15 ANNIVERSARY サンボマスターとキミ TOUR 2015@Zepp DiverCity

 

年末最大音楽フェス、COUNTDOWN JAPAN

人生初CDJ、さらに言えば、人生初の大型フェスへの参加。そりゃもう楽しかった!

その中でも激震が走ったのは、年越し後、1月1日深夜1時から、最大4万人が収容されるEARTH STAGEの大トリ、「サンボマスター」。

 

年明け1発目、深夜1時の幕張メッセ。祝祭の名残と疲労感が入り混じる、独特の雰囲気の会場では、サンボ15周年の法被を着たスタッフが準備を始め、ステージには門松が立てられている。いよいよスタートとなり、いつものSE『モンキーマジック』が流れ出したと思えば、獅子舞が3匹登場。そして中からメンバーが登場。脱いだ瞬間から煽りまくりである。初っ端から正月ムードと抜群のエンタメ精神でなんだかみんなハイになっている。

 

山口さんが「獅子舞頼み!獅子舞頼み!」と叫び、会場中が獅子舞コールで熱を帯びると、『ミラクルをキミとおこしたいんです』『世界を変えさせておくれよ』といった、ライブでの鉄板曲が続けざまに投下されていく。随所に「あけましておめでとうございます!」と叫びながら、1月1日1時にロックンロールが鳴り響く。

少し会場後方で見ていたのだが、前方はそりゃもう大変なことになっていて、後ろは後ろで広々と自分のスペースで踊ったり飛んだりしている。

 

茶番を挟みつつも、会場全体でシンガロングが起こるような曲を演奏し、ここはサンボマスターのワンマン会場かと錯覚するまでの熱量が、EARTH STAGEを包む。『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』が始まった時の、会場からの「待ってました!」感は凄かった。

 

そして本編ラストの楽曲を演奏する前に、山口さんは、一人一人がロックンローラーで、こうしてライブで会えることがロックンロールで、とにかく生きててくれ、死なないでくれ、ということを語りかけた。この時、確実に、1対4万でなく、1対1が4万個できていた。

 

「すべてのロックンローラーに捧げます」

 

本編最後にドロップされたのは、『ロックンロール イズ ノットデッド』。全ての魂をぶつけるように、命の熱さと人間臭さと、生きる事の良さも悪さも全部詰まった、最高の演奏だった。曲の最後に、こう叫んだ。

2015年、おめえのもんだぞ。2015年はよ、おめえのもんだぞ

2015年の未来はよ、おめえのもんだぞ

ロックンローラーたちよ、ロックンローラーたちよ

一緒に未来見てくれ、俺たちと一緒に未来見てくれ

一緒に未来見てくれロックンローラーたちよ!

ロックンロール イズ ノットデッド!

 

アンコールの『光のロック』まで、まさに山口さんの語る「ロックとは命の放射である」ことを感じたライブだった。

死にたくなったら、このライブを思い出せばいいと思ったし、実際今年は元旦のこのライブを思い出すことが何度もありました。その位良かった。

 

 

 

ツアーも併記しているのは、同じくらい良かったから。書くとすんげぇ長くなるので、とりあえず。

見る人の感情だったりとか、精神によってかなり変わるとは思います。主観入りまくりですが、個人的には文句なしのNo.1です。

 

そして、2015年12月31日、再びサンボマスターはEARTH STAGEの舞台に立ちます。

しっかりと、その場で見てきます。どうしよう、更新されたら(笑)

 

 

 

第1位はサンボマスターですが、どうしても順位付けできなかったライブを最後に1つ。 

 

番外編:SAKEROCK『LAST LIVE "ARIGATO!"』at 両国国技館

 

このライブのランキングをどうしようか、すこぶる悩みました。

解散ライブなのに、全然悲壮なムードがなく、とにかく「久々の、そして何よりオリジナルなサケロック」として楽しいライブ。

インストバンドだけど、「インスト」で片付けられない、変なバンド。

30曲越えのフルボリュームに、Ba.田中馨さんの絶妙なMC。

 

でも、そんな楽しいライブも、SAKEROCK最後の演奏、『SAYONARA』の前のMCから空気が一変。時にコメントに詰まりながらも、メンバー一人一人がサケへの想いを話しているうちに「あぁ、本当にSAKEROCK解散してしまうのか…」という思いが一気にこみ上げてきました。

 

そしてMVのような、ほわっとした照明から、『SAYONARA』の演奏がスタート。

自分もライブでこんなに泣くことあるのかってくらい涙が溢れて、その涙で絶妙にステージがぼやけて、またその雰囲気にやられて。しばらくドバドバ泣いてました。

演奏が始まってからは、物凄い演奏が走ってるんじゃないかってくらいに、曲のスピードが速く感じられて、でも何故かこの国技館だけ時間が止まってる感覚もあって。

この文章を読んでいる人にはなんのこっちゃだと思いますが、本当にこの通りです。その場に居た方は少し共感して下さる方もいるかな…

 

そして曲も後半に差し掛かったところで、一気に客電が全て店頭&銀テープ発射!

この瞬間、その変な感覚が一気に吹き飛びました。

「あぁ!やっぱSAKEROCK楽しい!」

 演奏が終わった瞬間、一気に鳴り響く拍手と歓声。そして解散ライブではなく、メンバーの、SAKEROCKからの門出の時なんだと。既に全員のメンバーが活躍はしているけれども、本当にこれで一旦SAKEROCKというものに「SAYONARA」と「ARIGATO!」をするために今日このライブがあると感じました。

 

 

 

 

 

解散から半年が経ち、年末これを書きながらSAKEROCKを聴いても、ちっとも寂しかったり、昔のものに感じないのは、『SAKEROCK』自体はバラバラになってなんかないからですね。

メンバー多忙ゆえの解散は、残念な気もしましたが、SAKEROCKというものは、(ありきたりの表現ですが)まだまだ続いているんだと思います。リスナーの中でも、メンバの中でも。

いつかメンバーおじいちゃんになってから、同窓会みたいにSAKEROCKの音楽が実際に演奏されたらいいなぁ、なんて。

 

このライブの模様は年明けにBlu-ray&DVDにて発売されるので、是非。

 

 

 

という訳で、改めてランキングを。

 

第1位:サンボマスターCOUNTDOWN JAPAN 14/15』at 幕張メッセ EARTH STAGE

+『3×ボ=15 ANNIVERSARY サンボマスターとキミ TOUR 2015@Zepp DiverCity

第2位:cero『"Obscure Ride" Release Tour』at Zepp Tokyo

第3位:Shiggy Jr. 『"ワンマン"スか、これ。Vol.1』at SHIBUYA CLUB QUATTORO

第4位:BRADIO『POWER OF LIFE〜ファンカジスタツアー2015〜』at 恵比寿LIQUIDROOM

第5位:Yogee New Waves pre.『Dreamin' Night 2』at 新代田FEVER

第6位:ストレイテナー『Behind The Scene TOUR』at 赤坂BLITZ

第7位:ACIDMAN『LIVE TOUR “有と無”』at 日本武道館

第8位:コブクロ『LIVE TOUR 2015 奇跡』at 横浜アリーナ

第9位:The Throttle pre.『The Throttle 1st ALBUM『GREATEST HITS』Premium Release Party ~革命~』at 渋谷WWW

第10位: スキマスイッチ『TOUR 2015 “SUKIMASWITCH”』at NHKホール

番外編:SAKEROCK『LAST LIVE "ARIGATO!"』at 両国国技館

 

 

今年も沢山ライブに行けて幸せです。

2016年は、現時点での金欠&就活のため、ぐっと行けなくなると思いますが、引き続き音楽を好きでいたいと思います。

それではこの辺で。良いお年を。